2024年5月9日 圧力管更生工法協会
第3回定時総会が行われました。
当協会の第3回定時総会が5月9日 ナビオス横浜で開催されました。
栗山会長(九州大学特任教授)挨拶の後、令和5年度の埼玉県川口市での上下水道分野本採用を受け、チューブテックス工法のさらなる認知度向上と普及拡大に努める内容の令和6年度事業計画等を決定しました。
昨年度はアシスト株式会社、今年度はこれまでに株式会社ウエストサークル、株式会社アクア美保がそれぞれ入会し、会員数が11となったこと、役員改選では新たに理事として、株式会社湘南合成樹脂製作所の山田貴司開発センター長が就任されたことを報告しました。
また当日はご来賓として、関芳弘衆議院議員(当協会特別顧問)、国土交通省上下水道審議官グループの茨木誠上下水道技術企画官ならびに日本下水道協会の岡久宏史理事長にご祝辞を戴きましたので、一部ですがその内容を紹介させていただきます。
ご来賓祝辞
関芳弘 衆議院議員(当協会特別顧問)
全国には水道管路の更新がこれまでの技術では困難な箇所が多くあり、その解決のために圧力管更生工法協会の新技術があると伺いました。これは水道分野以外でも活用できるものとも思い、大いに期待しております。
茨木誠 上下水道技術企画官
(国土交通省上下水道審議官グループ)
令和3年度で全国の水道管延長の全体の約22.1%が法定耐用年数である40年を超えている状況に対し、更新率は0.64%にとどまっています。老朽化に更新が追いついておらず、持続可能の観点からは厳しい状況にあると認識しています。圧力管更生工法協会の工法は厳しい施工環境にも対応しているということであり、更新の加速化に貢献できるものと思っています。
岡久宏史 理事長(日本下水道協会)
今後、技術研鑽をさらに進めていただき、圧力管更生工法協会の工法が水道の老朽化対策に貢献していただくことを願っております。